MT4のセッティング Momentum(モメンタム)とは?
Momentum(モメンタム)とは
Momentum(モメンタム)
運動量、はずみ、勢い、推進力
オシレーター系のテクニカル指標です。名前の通り、相場推移の勢いを表しています。
中心のレベルラインと交差するタイミングが購入の基本です。
MT4でモメンタムを表示しよう
▲「ナビゲーター」の「罫線分析ツール」を開き「オシレーター」(「オシレー・-」と表示されているのは謎)を開くと「Momentum」があります。これを右クリックし「チャートに表示」を選ぶか、ダブルクリックします。
(「罫線分析ツール」の下のほうにも「Momentum」があります。設定の仕方が違うだけで同じものです)
注意:既にほかのサブウィンドウを表示している場合、そこにドラッグ&ドロップをしてしまうと、他の分析ツールと一緒に表示されてしまいます。見づらいかもしれないので、上記のやり方がおすすめです。
▲レベルラインを表示する必要があるので、「レベル表示」から「追加」を選択し、数字を100にします。これでOKです。
(MT4以外のトレードツールの場合、レベル基準は0になっていることが多い)
▲サブウィンドウ(下段)にモメンタムが表示されました。
モメンタムの見方
モメンタムの線が中央のレベルラインより上にあるほどレートが上昇傾向、下にあるほど下降傾向とみることができます。
グラフがレベルラインを上から交差するとレート下降、下から交差するとレート上昇のサインです。(いつもの通り、という感じですね)
ただし、レベルラインとの交差は頻発するので、他の指標・判別法も必要です。
上昇・下降サインまとめ
上昇サイン
- モメンタムがレベルラインより上にあり、さらに上昇したとき
- レートが下降している状態で、モメンタムが横ばいになったとき
- モメンタムがレベルラインの下からラインに達したとき
下降サイン
- モメンタムがレベルラインより下にあり、さらに下降したとき
- レートが上昇している状態で、モメンタムが横ばいになったとき
- モメンタムがレベルラインの上からラインに達したとき
MT4ではモメンタムの線は1本しか表示されていませんが、基準線とシグナル線の2本を用いるパターンもあります。この場合、2本の線が交差するタイミングを購入サインとみることができます。
モメンタムの線を追加し期間を長めに変更することで、シグナル線として使えます。
最後に
オシレーター系の例にもれず、モメンタムもレートの転換期を発見するのに使えそうです。
テクニカル指標全般にいえることですが、ひとつの指標だけを使うのはダマシ(サイン・傾向通りにレートが動かないこと)の面から非常に危険です。
特にオシレーター系は天井から離れなくなったり、ダイバージェンスが起こったりするので、基本通り見たままでは判断できないところがあります。必ず他の指標と併用するようにしましょう。
▼今回はこちらの記事を参考にしました
■モメンタムの必勝手法でバイナリーオプション攻略 | バイナリー海外業者選びサポートサイト
▼実践記事はこちら
binarybeginner-yt.hatenablog.com
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