Smart Option(スマートオプション)について調べてみた
今回はSmart Option(スマートオプション)というBOサイトについて調べました。
バイナリーオプション業者を比較しているサイトでも、ハイローオーストラリアやYバイナリーと並ぶ業者として紹介されています。「実績No.1」の文字が目につきますが、その実態はいかがなものでしょうか?
スマートオプションのサイト構成
紺色と白がテーマカラーのようで、真逆ともいえる黒と橙をテーマにしたハイローオーストラリアとはかなりイメージが違います。高級感はありませんが、さわやかな印象です。
言語切り替え不可?
ページ右上に言語切り替えボタン(らしきもの)があるのですが、マウスオーバーしてもクリックしても反応がありません。(ページが読み直されているだけの模様)
URLをいじって他言語のページを無理やり表示させる裏ワザをもってしても、英語などのページは見つかりませんでした・・
▲「Smart Option」で画像検索しても、英語ページらしきものは見当たりません。
堂々としている・・・
スマートオプションの会社概要ページです。
なんと電話番号は堂々と東京の番号が書いてあります。所在地のキプロスは最近話題にもなっているタックスヘイブンで、金融関係の会社としては常套手段というやつです。日本語サポートの会社が置いてあるというより、そもそも日本の会社という感じがします。
▼タックスヘイブンについてはこちらもどうぞ
binarybeginner-yt.hatenablog.com
上の記事でも書いたとおり、タックスヘイブンを利用すること自体は違法ではありません。これだけで悪徳と決めつけるのは、いささか短慮というものです。
スマートオプションの設立は2009年とあるとおり、BO業者としてはかなり古い部類です。もし悪徳詐欺業者であるとすれば、これだけの年月を生き残っていることは考えづらいです。まともなサービスをしていなければ、1年もたせるだけでも大変だと思います。スマートオプションは、おそらくまっとうなBO業者でしょう。
ちなみに2009年はバイナリーオプションが日本に上陸してきた年でもあり、もともと日本のFX系の会社だと考えるのが自然だと思います。詳細はわからないので憶測ですが、国内の規制で海外に会社を置く運営に切り替えたのではないでしょうか。
もしくは、もともと海外の業者で、日本向けに完全分離したという可能性も考えられます。どちらにしても、それ自体が会社の良し悪しを決めるものではありません。
スマートオプションの取引画面
▲トップページにいきなり取引画面があります。
基本的なバイナリーオプションから長期・短期、ワンタッチやラダー、FXもあります。I(アイ)フォローは、他のトレーダーをフォローして、同じ取引ができるという自動取引機能です。実にハイテクですね。
淡い期待を抱いて画面を操作してみましたが、取引しようとすると口座開設フォームが出てきます。口座開設せずに無料デモ取引はできないようです。まあ、普通ですね。
自動取引は勝てるのか?
さきほどのBO情報サイトで見かけたのですが、「初心者でもiフォローで儲けられるのか」という検証記事がありました。2か月で72,200円の利益とあります。
自動取引なので自分は一切分析や取引をせず、ひと月3万円弱のお小遣いが増えると考えたら、かなりすごいですね。もちろんそんな簡単に利益を出し続けられるわけないので、フォローする相手を選ぶ工夫などの必要があるようですが、こんなツールをBOの公式サイトが提供しているとは驚きです。こういった類のツールは怪しい人達だけが配信しているものばかりと思っていました。
フォローしているトレーダーが取引してくれるのをひたすら待つだけなので、バイナリーというより宝くじのような感覚になりそうですね。
スマートオプションはどう?
サイトをざっと見ただけですが、まだまだ目を通せていないページがたくさんあります。さすが7年目を迎える古参という感じです。
長く続いている大手が絶対的に良いというわけではありませんが、新規業者にはないノウハウを多くもっているのは間違いありません。人気のあるハイローオーストラリアと並んで紹介されるのも、そういったブランド力といえるのでしょう。
▼今回はこちらの記事を参考にしました
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