オリジナルGuns N’ Roses再び!+中国サーキットブレーカー中止とその理由
▲Guns N' Rosesより「CHINESE DEMOCRACY」(今回はもともと中国サーキットブレーカーの話にしようとしてたので・・笑)
Guns N’ Roses再結成です!待ってました!!
厳密にはアクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンの3人が再びガンズの名のもとにバンドを組むという話ですが、長い事オリジナルメンバーがアクセルのみで続いていたGuns N' Roses・・・まさかの再結集です。まず無いだろうという意識だけ先行し、考えてもなかったのですが、これは嬉しい急報です。
はたしてこれが1回きりのプロジェクトなのか、今後のバンド活動に繋がっていくのかは不明。もちろん、いちファンとしてはこのままオリジナルに近い形で活動を続けてほしいです!(アドラーかマット・ソーラムも参加してほしかったところだけども・・)
さすがにカリフォルニアのコーチェラ・フェスティバルを見に行くのは厳しそうなので、同メンバーでライブ盤か新譜でも出してほしいところですね。
中国サーキットブレーカー中止!そのわけは?
もう1週間ほど前になるのですが(1週間って早いですね)、中国株のサーキットブレーカー制度が中止されました。前回の記事で取り上げたのが7日で、翌日の8日から中止されたようです。
サーキットブレーカーには段階があり、相場の変動幅によって「一定時間の取引停止」「終日取引終了」といった措置がとられます。
中国の株式市場の場合、5%の変動で取引中断、7%で終日取引終了といった制度でした。実はこの変動率の設定に問題があったようです。
30年近く昔に同制度を導入していたアメリカでは?
アメリカでは1988年にサーキットブレーカー制度が導入されました。制度導入の理由としては、前年1987年に発生した、「ブラックマンデー」が要因です。
ブラックマンデーとは、ダウ平均株価が20%以上も暴落するという記録的な事件で、その直接的な原因はいまも明確に判明していないそうです。
アメリカのサーキットブレーカー制度は、ひとつの銘柄が5分間で10%以上の変動があったとき、その銘柄の取引が5分間停止されます。ニューヨークダウ平均株価に10%・20%・30%の暴落が起きると、すべての銘柄が30分・60分・120分の停止といった内容です。
見比べると一目瞭然ですが、中国のサーキットブレーカー制度は明らかに条件がキツイのです。
かえって暴落を招いた新制度
株価などは、安くなると分かっていれば誰でも損切したくなるものです。
導入と同時に適用されたサーキットブレーカーは、終日取引停止というルールがある以上、トレーダーに「停止してしまう前に損切しなければ」という強迫的な心理を働かせてしまいました。これによってますます暴落に拍車をかけてしまったというわけです。
市場を安定させるための制度が招いた皮肉ですね。
初めてやることが何でもうまくいくとは限りません。むしろ失敗することが多いと思います。
日本を含むアジアはもちろん、世界経済に大きな影響を与える中国。ふたたびサーキットブレーカーを導入するときは要注目ですね。
▼今回はこちらの記事を参考にしました
※NHK NEWS WEBのリンク先は削除されました
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