バイオプでデモ取引:On Balance Volume(OBV、オンバランスボリューム)の実践
On Balance Volume(OBV、オンバランスボリューム)の実践です。今回はバイオプのデモ取引を使用します。
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OBV(オンバランスボリューム)のおさらい
OBVは、差し引き計算による出来高を表します。
- 出来高を伴ってレートが上昇するとOBVも上がり、出来高を伴ってレートが下がるとOBVも下がる。
- レートが大きく上昇・下降してもOBVがあまり反応していない場合、また元のレートに戻る傾向がある。
- トレンド発生中にOBVが逆に動く、または横ばいになるという現象が起きると、トレンドの終わりを示唆している。
OBV(オンバランスボリューム)の実践
MT4のセッティング
▲補助的に雲(一目均衡表)、ボリンジャーバンド、パラボリックSARを表示しています。
中間ウィンドウの青のグラフがOBVです。比較用にVolumes(ボリューム)とStandard Deviation(標準偏差)も表示しています。
▲OBVは適用価格でがらりとグラフが変わります。今回は「Weghted Close」(高値、安値、終値の平均)に設定しました。
実践1
▲これはそろそろ上昇してきそうです。
▲価格設定などに手間取ったので購入が遅れてしまいましたがHIGHで購入。2分取引です。
▲ボリンジャーバンドや雲の位置からも上昇すると思いましたが、OBVは早くも下折れに。
▲ちょうどピークのところで購入してしまった形となりました。これは失敗です。
実践2
時間帯が悪いのか、まともに狙えそうなチャートがありません・・
かろうじて使えそうな銘柄があっても、指標がまったくかみ合っていません。
▲ようやくそれなりに狙えそうなチャートになりました。
▲下降してきそうな気配なので、LOW購入。今度は3分取引です。
▲思ったように動きません。まだ下がりそうな感じではあります。
▲これもはずれました。指標がまったく通用していません。
デモ取引を終えて
今回はまともなチャートが見つからないので終了です。
OBVは購入タイミングを見る指標としては使えないように思います。これに限らず、ボリューム系の指標はシグナルとして使えるものではないようです。何度となくオシレーター系の指標を表示したくなりました。
OBVもボリュームと同じく、現状を認識するための指標と考えた方がよさそうです。
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