その数600以上!?海外業者の数とBOの歴史
以前の記事で、なかなか表に現れない(記事に紹介されることが少ない)業者を紹介しましたが、現在の海外BOに関して、驚きの内容が書かれた記事がありました。
業者数600以上!?
▼上記記事より引用
これまでネット上に現れた海外のバイナリーオプション業者の数は500社を超えています。
現在開業に向けて動いている業者を入れるとと600社以上になるでしょう。
2014年に入った頃から爆発的に増加しており、その数は200とも300ともいわれています。
ここまで多いとは驚きです。せいぜい数十社と思っていました・・・
消えていった業者もカウントしてあるので、今残っているのは数十社程度かもしれません。日本向けになっていない業者などもたくさんあるはずなので、国内で浅く調べても、同じような業者しか出てこないということでしょう。
バイナリーオプションの歴史
まずバイナリーオプションとは、イギリスのIGグループホールディングス株式会社が2003年に金融商品化した金融取引です。このバイナリーオプションが日本上陸したのが、2009年のこととなります。
▲引用:バイナリーオプションの歴史 / バイナリーオプション初心者智恵の樹
日本に入ってきてから6年程度といったところですが、BO自体は12年も前からあったのですね。金融の歴史からみると浅いですが、日本に入ってきた(規制された)時期などから考えても、もっと浅いものと思っていました。
また、この間に設立された業者・消えていった業者が、数百社あるということです。その中で残ってきたと考えたら、今トップに君臨している業者群はすごいですね・・・(「消えて当然」の業者も多数あったのだろうと思いますが)
なぜここまで多くの業者が現れたか?
日本の証券会社は自社システム(独自のバイナリープラットフォーム)を構築して運営を行っていますが、
海外のバイナリーオプション業者の95%以上は自社システムを持たず、
システムをプロバイダーからレンタルする形で運営を行っているのです。
サイトとコンテンツさえ作ってしまえば、あとはシステムをはめ込むだけでいいのですから、
作ろうと思えば短時間いくらでも量産することが可能なのです。
▲引用:増え続ける海外バイナリーオプション業者 - 海外バイナリーオプション SOS!
つまりレンタルブログのサイトなどと同じで、原型がすでに作られてあるものを、それぞれの業者が独自のプランを乗せて提供している、ということですね。
- プラットフォーム業者=レンタルブログサイト
- BO業者=ブロガー
といったところでしょうか。なるほどこれなら多数の業者が簡単に参入してくるのもわかります。実際、大手でも同じプラットフォームを利用しているのが見受けられるところもあります。
BO業者とプラットフォーム業者
▲これはSPOT OPTIONという、プラットフォーム業者のトップページです。
▲国内のBO業者紹介サイトで見受けられる業者もあります。
プラットフォーム業者のページを見てみると、完全に日本語に対応してなかったりで、日本は海外の半分しかBOの歴史がないのだと思い知らされる感じです。
たしかに、システム部分を1から作成するのは、いくら大手でも大変な作業になるでしょう。専門の知識が必要なものは、専門家に任せるのが普通です。BO業者はあくまで運営する業者、専門的な知識・プログラミングが必要になるプラットフォームは、専門の業者があっても不思議ではありません。
BOのこれから
これからのBOはどうなるのでしょうか。
おそらく、ユーザーがいる限り新しい業者が生まれ続けるでしょう。詐欺業者も現れるでしょうし、新しい切り口から台頭してくる業者もあるでしょう。規制が増えたら、それに対応できる業者が生き残っていくのだと思います。
その観点からすると、12年という歳月は長いのか短いのか・・微妙なところです。
ただ、やはり残ってくるのは多くのトレーダーが集まる業者、長年続いていて信頼される業者ということになるのでしょうね。
▼今回参考にした記事はこちら
■SpotOption | Binary Options Platform Provider that Profit
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