オプテックでデモ取引:Parabolic SAR(パラボリックSAR)の実践
今回はオプテックでデモ取引です。Parabolic SAR(パラボリックSAR)の実践です。
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Parabolic SAR(パラボリックSAR)のおさらい
レートの上下に点状のラインで表される指標です。
現行レートと交差するまで、上か下のどちらかに表示され続けるので、トレンドの継続・転換を見ることができます。
考案者のJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア (J. Welles Wilder, Jr.)氏はAverage Directional Movement Index(ADX/DMI)の考案者でもあり、これらふたつの指標の併用を勧めています。
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パラボリックSAR実践
今回はパラボリックSAR設定のときに予告したとおり、どの取引時間の長さがちょうどいいのかも調査します。
まずは1分取引から・・と思ったのですが、ちょうどいいチャートがありません。どれも停滞気味です。他の取引時間も見てみましょう。
まずは5分
▲ようやくトレンドが出ているものが見つかりました。NZD/USDの5分取引です。
▲少し上がったところでDOWN(ロー)購入。
▲あまり下がりませんね。SARがレートに近づいているので、そろそろトレンドも終わりそうです。
▲気づいたら終わってました。オレンジで囲んだ部分が今回の取引判定です。運よく深い谷ができて勝ったようです。
これはあまりトレンドで勝ったとは言えませんね。
1分取引
5分でよさげなチャートが無くなったので、今度は1分取引です。
▲これは下降トレンドがきそうです。少し待ちます。
▲DOWNで購入しました。
オプテックのチャートだとアンバランスな場面に見えるかもしれませんが、MT4で5分足にしてチャートを確認したところ、まだまだ下降トレンドといえる状態だと判断。(上の画像はMT4も1分足チャートです)
▲ADXの+DI(緑ライン)をみると、上昇が弱まっているのが分かります。これはこのまま下降するはずです。
▲当たりました。これは予想的中ですね。
2分取引
次は2分取引で実践です。
▲DOWN購入です。1分足のSARを見ると、上昇しているように見えますが・・・
▲5分足に切り替えてみると、まだまだ下降トレンド中とわかります。
1分足チャートを見るとレートの上昇がおさまってきているようなので、これは下降していく可能性のほうが高いはずです。
▲いい調子です。-DIでも下降が強まっているのが分かります。
▲終了しました。予想通り、下降トレンドが続いてくれました。
2分取引は微妙な長さなので、1分足と5分足を見比べるのは必須な感じがします。
デモ取引を終えて・・・パラボリックSARの感想
トレンドが一目で分かるのでかなり良い感じです。ローソク足の期間を切り替えるのも、真のトレンドが見れて非常に有効な感じでした。
以前に単体で使って失敗したADXも、SARの補助として置いておくと、購入判断の材料になって良い感じでした。特に±DIは、その時々のレート上昇・下降がまだ続きそうかどうかを見るのにうってつけです。
SARとADX、今後はセットで使うのがデフォルトになりそうです。
最適な取引時間は・・?
SARを参照しつつ取引するのは、2分が一番ちょうどよく感じました。1分は短すぎ、5分は長すぎる感じです。
ただ、時間の感じ方は、その時のレート変動具合によって変わってくると思うので、やはり場面に応じて取引時間を変えるのがベストでしょう。
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