BOの規制について考える
国内のBO規制に関して、もう少し何かないかと調べていたところ、こんなものが目にとまりました。規制によってどうなったか、という記事です。
▼印象的だった部分を抜粋
実は、規制以前は全体の利用者のうち52%以上が勝てていた。規制後は20~30%と一見低下したものの、市場全体の10~20%しか勝てていないといわれるFXと比べれば、依然として勝率が高いのだ。
現に日本のBO業者が必ず開示する「外為オプション取引の月次取引実績」という資料によると、投資家の利益が上回り業者が赤字を出していることもわかっている。GMOクリック証券では為替の値動きの範囲を決める「レンジオプション」で赤字が出過ぎたために、’14年9月で取り扱いを中止したほどだ。
それは、規制を逆手にとって、前よりもずっとシンプルな必勝法が編み出されたため。まずは取引開始後も中途購入、転売が新たに可能となり、満期までの損切りと利食いが自由なタイミングで行えるようになった点が大きい。
当然のことですが、ユーザー(投資家)が勝てば、業者は損ということになります。それが多ければ、業者は赤字になるのです。
この規制は、BOで失敗していくユーザーがあまりに多く、その声に金融庁が応えたものでしょうが、そういう視点で見れば、この規制は成功したといえます。
これも当然ですが、赤字の続く業者はそのうち消えます。規制によって変化したものに、うまく対応していく業者が生き残るでしょう。
ユーザーが負け続け、業者が儲かりすぎると、規制がかかります。もしまたBOに規制がかかるとしたら、今よりきついものになるでしょう。追加される規制自体がきつくなくても、その規制に業者はまた順応しなくてはいけません。
順応とは、自分の通いなれた道が通れなくなり、知らない道を使わなければならなくなるようなものです。坂道があるかもしれないし、踏切があるかもしれない。自分がベストな道だと思える道を見つけるまで、何度も通らなければいけないでしょう。
何度も通るとは、試行錯誤をするということです。業者=企業がやると、時間とコストがかかります。できればやりたくない事であるのは明白です。
もしBOの根本を揺るがすような「順応不可能な規制」がかかったら、そのときBOは終わるでしょう。適度な規制であれば、より長く続くと思います。
ポーカーやルーレットのように、もはや普遍的ともいえる、はるか昔からあるゲームのようになるには、まだまだ時間がかかるのかもしれません。
★おまけ★
▼BOとは無関係ですが・・・上記のサイトで発見
アナログレコードが流行ってるみたいですね。
私は幼いころにカセットテープを少し体験し、あとはほとんどCDで生きてきた人間です。デジタルコンテンツとしての楽曲配信・販売が主流となっている今でも、CDを買い続けています。
もともと70~80年代のロックが好きなせいもあり、アナログレコードには少なからず憧れがありました。
ブラック・サバスやキング・クリムゾンなどのレコードは、一時期本当に買おうかと思っていたくらいです。レコードプレーヤーも持ってないのに(笑)
wikiでレコードを調べてみたところ、今は針を使わないレーザーターンテーブルというのがあるらしいですね。数十万~数百万くらいするみたいですが・・・
学生時代に買えなかったレコードやプレーヤーを、今こそ揃えるというのもいいですね。
レーザーターンテーブルをBOだけで買う!という企画にしてもいいかもしれません(笑)
▼目標・目的があるのと無いのでは違いますよね