なかなか表に出てこない謎の業者 BT Option(BTオプション)を調べてみた
口座開設不要でデモ取引ができる海外の業者を延々と探しておりました。
どの紹介記事などを見ても、だいたいハイローオーストラリアかオプテックの名前しか出てこないのですが、ひとつ初めて見る名前がありました。それがBT Option(BTオプション)です。
BT Optionってどんな業者?
先に書いておきます。
正直、怪しい業者です。
言語切り替えの仕様が謎
▲確かにデモ取引はできるようです。ハイローとオンデマンド(短期取引)が用意されています。通貨ペアは8種類と少なめです。
サイト内は日本語と英語で切り替えができるのですが、デモ取引画面はなぜか中国語が用意されています。謎すぎます。(日本語・英語・中国語に切り替え可能)
中国語を用意してあることに疑問があるのではなく、なぜホーム画面で切り替えできないのでしょう?ただの不手際でしょうか・・・?
ちなみに、オプテックの言語もホームで切り替えできず、URLの言語設定部分をわざわざ書き換えなければいけませんが、普通は日本語から切り替えることはないので疑問にはなりません。(日本人は日本語版のページだけを使うように想定していると思われる)
▲デモを中国語にしたままホーム画面に戻ると、日本語・英語のページからは切り替え不能だった中国語になっています。中国語からは、日本語・英語に切り替え可能です(画像右上参照)。
中国語→日本語・英語という謎の一方通行。
機能していないリンク
トップページ(日・英)の左上に「HELP」のリンクがありますが、クリックしても何も起こりません。反応しないリンクは他にもいくつかあります。
アフィリエイトページの謎
▲アフィリエイトプログラムのページもあります。ここの「各種マニュアル」も、クリックしても何も起こりません。
「HOME」と「LINKBOX AFFILIATE」のリンクは、機能していますが、どちらもこのアフィリエイトトップページに戻ります。区別してある意味がよくわかりません。
また、このアフィリエイトページは日本語しか存在しません。しかし、BT Optionで言語設定を英語にした状態でもこのページに飛びます。(表記は日本語になる)
これは後述の疑問にも影響する部分です。
さらに、このページからBT Optionに戻る手段がありません。普通は目立つところにリンクが置いてあるはずです。バック機能で戻れということでしょうか?
メールのリンクも機能していないようです。(一応、問い合わせページにフォームはありますが・・・)
原文は英語・・・?
▲赤線を引いた箇所に「日本語訳と英語の原文に相違がある場合は英語版が正しいとみなされます。」とあります。
英語の原文はこちら、というリンクがあり、クリックすると英語版のトップページに飛びます。日本語しか存在しないアフィリエイトページに飛ぶリンクも、その英語ページにあります・・
一番の疑問は、「よくある質問」の日本語と英語の違いです。項目の数が違います。
「確定申告は必要でしょうか?」という質問がありますが、これは英語版には存在しません。アメリカにも確定申告はあります。おそらく世界中にあるでしょう。英語版にそれにあたるFAQが無いのはなぜでしょうか?
また、退会方法に関するFAQも日本語版にしか存在しません。原文は本当に英語なのか疑問が残ります。
結論
怪しいところだらけすぎるのですが、一応「出金できた」という口コミも見つけました。トップの「新着情報・お知らせ」も今年の6月に更新されているので、ちゃんと動いているようです。
日本語で書いてあるから作ってるのも日本人とは限らないもので、普通は気づくだろうと思われるアラもかなり目立ちます。普通に取引できる業者かもしれませんが、ここまで適当な部分が多いと個人的にはあまり利用したくないです。
▼ご利用は自己責任ということで・・・
▼BOは怪しいものが多いです。気を付けましょう
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