デモ口座とラダーオプションについて
前回の記事で、LION BOという国内業者のサイトを紹介しました。
そのトップページに、「デモ口座」がありました。
デモ口座をクリックしログインする(デモなので、ログイン画面などは出ない)すると、デモ取引を開始できます。デモ取引とは、いわゆるシミュレーションで、現金は一切かかりません。つまり、ここで好きなだけ練習できるというわけですね!
さて、早速始めてみましたが・・・
??
よくわかりません!
悲しいくらい知識が通用しません。
グラフ(為替チャート)の見方はなんとなくわかりますが、「行使価格」に「レート差」など、意味不明の単語が並んでいます。行使価格によって賭け金が違うようですが、これもよくわかりません。
とりあえず、ここがグラフの頂点だろうと思われるところで、1000円分打ってみました。
本番ならこんなことはしません。意味不明の単語があるままスタートするなんて、銃の使い方もわからず戦場に行くようなものでしょう。
でもいいのです。シミュレーションとは練習、慣れて覚えるためにあるんです。
打ってみたはいいものの、これはいつ終わるんでしょうか?終了の時刻はひとつしかないので、取引終了するまで待つということでしょうか?前回までの動画などで見ていたもの(1~2分くらいで終わるもの)を想像していたんですが、どうやら勝手が違うようです。
よくわかりませんが、840円でもう1本打ちました。グラフの動きだけ見て打ちましたが、もはや自分が何に賭けているのかわかっていません。
もうギャンブルですらない状態ですね、これ。
右下に「精算」というボタンがありますが、これを押すと、賭けている分を取り消して、いくらか賭け金が返ってくるようです。
もちろん、練習で取り消して賭け金が返ってきても仕方ないので、これは使いません。
・・・・・
さて、放置すること数十分。
他のことをやったり、たまに画面を覗いたりして、終了時間が来ていました。
結果は・・・おお!
160円増えていました!
どうやら勝っていたようですが、例によってなぜこんな額になるのかすらわかっていません。
1000円と840円賭けたのだから、両方勝ったとしたらもっと大きな額になるのでは?どちらか負けていたとしたら、マイナスになりそうなものです。
考えても仕方ないので、取引明細を見てみることに。
購入時間や金額など、たしかに1000円と840円で買っています。
しかしペイアウトが・・・1000円?
どうやら、ここのBOはペイアウトが固定のようです。つまり、「1000円賭けて、勝ったら2000円になる」というタイプではありません。「どんな額で賭けても、勝ったら1000円」ということです。
2本賭けたので、両方勝って2000円。ひとつは840円で買ったので、差額の160円分が利益というわけです。
これはつまり、当たる確率が低いところで賭けるほど、もらえる額が大きくなる、というやつですね。・・・となると、私が打ったのは、いわば「勝って当然」のところだったようです。
なるほど。
「勝てるかどうかを見る目はあるはずだ」と、ポジティブに捉えることにしましょう!
どうしてこうなった、と言いたいところですが、まず画面の「USD/JPY ラダー」と書いてある「ラダー」という単語が怪しいですね。
わかりやすく説明してあるサイトを見つけました。↓
為替レートが上がるか下がるかを選ぶだけ バイナリーオプションを始めてみよう! | ザイFX!for Beginners!
どうやら、このタイプは「ラダーオプション」と呼ばれていて、こちらのほうが基本らしいです。
ラダーとはハシゴのことで、一定間隔ごとに決められた「行使価格」が、ハシゴの足場というイメージだそうです。ラダーオプションとは、簡単にいえば、「終了時刻に、行使価格より高くなっているか低くなっているかを当てる」というルールです。
行使価格によって賭け金が違ったのは、期待値によって上下していたということです。購入価格が低いほど大穴というわけですね。
↓ラダーオプションに関してはこちら
主流派ラダーってどういうこと? "ハシゴ”のオプションの仕組みを覚えよう! | ザイFX!for Beginners!
しかしこのラダーオプションは難しそうです。欲を出せば出すほど当たらなくなるわけですから、線引きが難しい。
個人的には、これには手を出さないほうがよさそうだという感じでした。うまくやって、少ない利益を積み重ねていけば、それなりにいけそうな感じではあります。
ちなみに
前回の記事で貼っていたこちら→LION BO(バイナリーオプション取引)|ヒロセ通商
このページに取引内容の説明が書いてありました。(購入価格やペイアウトなども)
あのときは、取引時間の部分しか見ていませんでしたね・・・まさか説明が書いてあったとは思いませんでした。たぶん違うタイプのBOがあるとは思ってなかったのでしょう。
まだまだ調べることはいっぱいですね。本番は当分先になりそうです。
↓早く本番を始めたい方!焦らず情報を集めてみることをお勧めします。