30歳で初投票
投票にいこう、そうしよう
有言実行してきました。30歳にして投票所デビューです。
▼前回の記事はこちら
binarybeginner-yt.hatenablog.com
出陣準備
投票日まで特に情報を集めておらず、投票先を決めていなかったので、昼に起きてから候補者の情報などをずっと読んでました。
ノンポリすぎて政党の区別すらついていませんでしたが、かえって余計なイメージをもっていなくてよかったのかもしれません。先入観なく、各政党や候補者のPRを読むことができました。
情報といっても選挙公報を読んだだけの完全アナログ仕様ですが、これまたかえってデジタルで情報収集しなくてよかったなと思いました。
初めて選挙公報を読んで思ったこと
ご存知の方には当然のことかもしれませんが、選挙公報って各々自由に書いていいもののようですね。政党や候補者によってだいぶ書き方が違ったので、かなり個性が試されるなと思いました。
使える紙面の大きさは政党の規模などで決められるのでしょうが、その限られたスペースをどう使うかがセンスの見せ所です。
とりあえず、政治無知の人間の視点からすると、自分たちが何者なのか、何をやろうとしているのかを書いていないのは論外です。ある程度の知名度があるからそうするのでしょうが、どの程度の効果を期待しているのでしょう?新しい票は別に欲しくないんだろうな、と思えてしまいます。
逆に、文字詰め込みすぎもイメージがよくありません。これはブログとか文章にかかわるすべてにいえることですが、無駄に長い文は逆効果です。
長々と説明されると、人は「結局なにが言いたかったんだ?」となりがちで、それより本当に言いたいことだけをストレートに言ってもらったほうが伝わるものです。英単語だけでも何となく英会話ができてしまうのと同じ原理ですね。(たぶん)
まして今回からは18歳まで選挙権が引き下げられたので、より広い世代に自分たちの考えを伝える必要があります。同世代同士の会話では通じるかもしれない言葉でも、他の世代には理解されないのはよくあること。すべての世代に伝わるような文章にする工夫も必要でしょうね。
どこを選ぶべきか
具体的には挙げませんが、まあ何を言いたいのかよくわからないPRの多いこと・・具体的に「こういうことをするつもりだ」と書いてある政党が、思いのほか少ない。何をしたいのかよくわからない奴に、未来は託せられません。
逆にいえば、具体的に政策を書いてあるところは評価があがります。票を入れるかは別として、まずそういうところだけを抜き出します。あとは、より自分の考えに近いところを選ぶだけですね。
よく目にすることですが、「任せたい政党が無いから投票しない」はやめたほうがいいと思います。「ここが一番マシ」という程度のところに投票すればいいのです。万が一、自分が一番イヤだと思う人たちが政権を握ったらと思えば、まだ他を当選させたほうが有意義でしょう。結局のところ、候補者の誰かが当選するのだから。
実際に投票所にいってみると
思った以上に人がいました。同世代の人はあまりいなかったように思いますが、列に並んで投票していくとは想像していませんでした。さすがにお役所仕事というか、順序とかやることは迷わずに済みましたね。
ただ、票に名前を書くとき、目の前に立候補者の名前一覧があるのはいいのですが、ひらがなの名前に見慣れていたのは困りました。家を出るまでに投票先は決めていたのですが、漢字で書いてある名前と一致せず、どの人だったかとしばらく思い出す時間を要してしまいました・・・
投票を終えて
結局サイコロなど振ることはなく、まじめに考えて参加してきました。
ファイアーエムブレムやらゲーム・オブ・スローンズやらが好きなので、政(まつりごと)にはもともと興味があったのかもしれません。大河ドラマにしても、ほぼ(当時の)政治でストーリーが進行していく戦国時代が一番好きです。
誰に投票したとか、結果はどうだったとかは書きませんが、投票に行ったことで政治により興味がわいてきたのは間違いないようです。ノンポリ30年はそろそろ卒業のようですね。
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