オプテックでデモ取引:Accumulation Distribution(A/D)の実践
Accumulation Distribution(A/D)はシグナルを発するツールではないと書きましたが、これを見ながらのトレードがどういったものになるか実践します。
今回はオプテックのデモ取引を使用します。
binarybeginner-yt.hatenablog.com
A/Dのおさらい
Accumulation Distribution(A/D)は高値、安値、終値、出来高から算出されます。
出来高を伴ってレートが変動すると、グラフが動きます。
A/Dの実践
MT4のセッティング
▲補助的に雲(一目均衡表)、ボリンジャーバンド、パラボリックSARを表示しています。
サブウィンドウ上段の青のグラフがA/Dです。比較用としてサブウィンドウ下段にOBV(オンバランスボリューム)をオレンジのグラフで表示しています。
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実践1
A/Dは「使う」というより「参考にする」タイプの指標なので、今回は普通にトレンド順張りを狙います。
▲A/DとOBV同士でダイバージェンスしています。これはどうなるのでしょう?
▲トレンドの転換などは起こらず、レートが不安定になってきました。これではエントリーできません。他の通貨ペアを探します。
▲こちらはAUD/NZD。雲を抜けて、下降が続きそうです。
▲少し上がったところでDOWN購入。クイックオプションの2分取引です。
▲どんどん下降するかと思いましたが、停滞してきました。
▲謎の急上昇が発生して失敗。これは予測できません。
実践2
▲多少不安定ですが、下降トレンドが始まっているところでしょう。
▲上がったところでDOWN購入。
▲また停滞してきました。
▲まったくトレンドとはいえない動きでしたが、ぎりぎりで下降しました。
実践3
▲あきらかに下降しているチャートがあったので、さっさとDOWN購入。
▲順調に下降しています。急下降したので反動が気になりますが、待つしかありません・・
▲大きな反動は無く終了しました。
デモ取引を終えて
予想外の動きに苦しめられた部分もありましたが、なんとかプラスで終われました。
やはりA/D、OBVをシグナルにするのは厳しいですが、トレンドの確認という使い方はできました。特に実践3では、この2つが下降を示していなかったら、即座にエントリーはしなかったと思います。
A/Dを使う時は、一緒にシグナルが見れる指標を表示したほうがいいでしょう。
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